猫の性格は性別で決まる?オスは甘えん坊、メスはツンデレ説を徹底比較!飼いやすいのはどっち?

猫の性格 猫の行動と心理

これから猫を家族に迎えようと考えている方、あるいは既に猫と暮らしている方。
ふと「男の子(オス)と女の子(メス)、どっちが飼いやすいんだろう?」「性別で性格ってそんなに違うもの?」と疑問に思ったことはありませんか?

一般的に、猫の世界では「オスは永遠の子供で甘えん坊」「メスは自立したお姫様」なんて言われることが多いですが、果たしてそれは本当なのでしょうか。

もちろん、猫の性格は「個体差」が一番大きい要素です。しかし、性別による本能的な傾向や、脳の作りの違いが行動に現れることも事実です。
今回は、獣医学的な難しい話は抜きにして、多くの猫飼いさんが頷く「性別による性格の違い」や「あるある」を徹底比較していきます。
あなたの運命のパートナーは、どっちのタイプでしょうか?

【オス猫】単純明快!愛すべき「永遠の幼稚園児」

まず結論から言うと、オス猫は「甘えん坊」「ストレート」「やんちゃ」な傾向が非常に強いです。
猫特有のミステリアスな雰囲気よりも、犬のような懐っこさを求めるなら、断然オスがおすすめです。

1. 感情表現がストレートでデレデレ

オス猫は、飼い主さんに対する愛情表現が非常に積極的です。
「撫でて!」「遊んで!」「ご飯ちょうだい!」という要求がわかりやすく、体当たりでスリスリしてきたり、膝の上に乗ってきたりする子が多め。
去勢手術をしたオス猫は、闘争本能が抑えられるため、その愛情がすべて飼い主さんに向くと言われています。

2. 大人になっても遊び好き

メス猫は大人になると落ち着く子が多いのに対し、オス猫は何歳になってもおもちゃで大ハッスルすることがあります。
これは、野生時代に縄張りをパトロールし、狩りをする役割を担っていた名残かもしれません。
「永遠の3歳児」なんて呼ばれることもあり、一緒にたくさん遊びたい人には最高の相棒になります。

3. 少しドジで憎めない

どこか抜けているというか、おおらかな性格をしているのもオスの特徴。
狩りに失敗してもケロっとしていたり、変な格好で寝ていたり。
細かいことを気にしない「陽気な天然キャラ」が多いので、見ているだけで笑わせてくれるムードメーカーです。

【オス猫の注意点】

  • 体が大きく力が強い:メスに比べて骨格がしっかりしており、遊びがヒートアップすると破壊力があります。
  • マーキングのリスク:去勢をしていないと、強烈な匂いのおしっこ(スプレー行為)をする確率が高いです。(※去勢でかなり軽減されます)

【メス猫】賢くてクール?気高い「ツンデレ女王様」

一方、メス猫は「賢い」「慎重」「気分屋」な傾向があります。
「猫らしい猫」と暮らしたい、あの適度な距離感がたまらない、という玄人好みなのがメス猫です。

1. 自立心が強く、お留守番が得意

メス猫は本能的に「子供を産み育てる」という役割を持っているため、周囲を警戒し、冷静に状況判断をする能力に長けています。
そのため、飼い主さんにベッタリ依存することは少なく、一人遊びも上手。
「私は私、あなたはあなた」というスタンスなので、共働きでお留守番が多い家庭でも比較的ストレスを溜めにくいと言われています。

2. 究極のツンデレに翻弄される

メス猫の最大の魅力は、そのギャップです。
普段は「触らないでくださる?」といったクールな態度なのに、ふとした瞬間にゴロゴロと甘えてくる…。
この「デレ」の破壊力は凄まじく、多くの飼い主さんがメス猫の虜になってしまいます。
「自分から行くのはいいけど、来られるのは嫌」という、まさに女王様気質です。

3. 狩りの能力が高い

意外かもしれませんが、おもちゃへの反応が鋭く、ハンターとしての素質が高いのはメス猫の方だと言われています。
子猫に獲物を捕ってこなければならない本能があるため、虫を見つけた時の集中力や、おもちゃを狙う時の真剣さはオス以上。
遊び=リアルな狩りのシミュレーションなので、遊び甲斐があります。

【メス猫の注意点】

  • 気難しい一面も:気に入らないことがあるとハッキリ意思表示をします。しつこく構うと嫌われます。
  • 発情期の鳴き声:避妊手術をしていないと、発情期に独特の大きな鳴き声でオスを呼びます。(※避妊手術で解決します)

比較まとめ:ライフスタイル別おすすめタイプ

ここまでオスとメスの特徴を見てきましたが、ご自身のライフスタイルにはどちらが合っていそうでしょうか?
ざっくりとした傾向で比較してみましょう。

オス猫がおすすめな人

  • 初めて猫を飼う人(感情が読みやすいため)。
  • 猫といっぱいスキンシップを取りたい人。
  • 「猫は冷たい」というイメージを払拭したい人。
  • 賑やかで笑いの絶えない生活がしたい人。

メス猫がおすすめな人

  • 猫の「猫らしい」ミステリアスな部分が好き。
  • 仕事が忙しく、適度な距離感を保ちたい人。
  • 静かで落ち着いた生活を好む人。
  • 猫に振り回されることに喜びを感じる人(笑)。

「毛色」と「性別」の不思議な関係

少し余談ですが、猫の「柄(毛色)」と性別には遺伝子レベルで深い関係があることをご存知ですか?
「この柄なら、性格はこうかも?」という予測のヒントになります。

三毛猫・サビ猫はほぼ100%「メス」

黒・白・茶の「三毛猫」と、黒と茶が混ざった「サビ猫」。
この柄は遺伝子の仕組み上、オスが生まれることは奇跡に近い確率(数万分の1)です。
つまり、三毛猫やサビ猫を飼う=「メス猫の性格」である可能性が高いです。
「三毛猫は気が強い」「お姫様気質」と言われることが多いのは、まさにメス猫特有の性格そのものだからかもしれません。

茶トラは「オス」が多い

逆に、明るいオレンジ色の縞模様「茶トラ」は、遺伝的に約8割がオスだと言われています。
茶トラに「巨大で甘えん坊」「のんびり屋」というイメージが定着しているのは、オス猫の比率が圧倒的に高いからなのです。

多頭飼いするなら?性別の相性をチェック

もし2匹目を迎えようと考えている場合、性別の組み合わせは重要なポイントになります。
一般的に言われている相性の良し悪しをご紹介します。

【オス × オス】賑やかな兄弟

去勢手術済みであれば、幼い頃のようにじゃれ合う仲良し兄弟になれる可能性が高いです。
ただし、縄張り意識が強いもの同士だと喧嘩になることも。年齢が近いと遊び相手として最高です。

【メス × メス】一定の距離感

お互いに干渉せず、付かず離れずの関係になることが多いです。
仲が悪いわけではありませんが、ベッタリくっついて寝るような関係にはなりにくいかも。
テリトリー意識が強いので、それぞれの居場所を確保してあげることが重要です。

【オス × メス】比較的安定

最もトラブルが少ないと言われている組み合わせです。
オスが「遊ぼうよ!」とちょっかいを出し、メスが「うっとうしいわね」とあしらう、という姉弟のような関係性が築きやすいです。
(※もちろん、繁殖を防ぐために避妊・去勢手術は必須です!)

性格を変える「避妊・去勢手術」の影響

最後に、性別による性格の違いを語る上で欠かせないのが「避妊・去勢手術」です。
手術をすると、性ホルモンの分泌がなくなるため、本来の性差による行動(スプレー、発情期の叫び声、闘争心)が薄れ、性格が穏やかになる傾向があります。

特にオス猫は、トゲトゲした攻撃性がなくなり、より一層「甘えん坊の子猫」に戻ることが多いようです。
メス猫も、発情のストレスから解放されて、表情が柔らかくなる子が多いですね。

現在、家庭で飼われている猫の多くは手術を受けているため、「性別による性格の差」は昔ほど激しくなく、むしろ個体差の方が大きいと感じるかもしれません。

まとめ:結局は「その子」との出会いが全て

猫の性別による性格の違いを解説してきましたが、いかがでしたか?

  • オス:甘えん坊、直球、いつまでも子供、遊び好き。
  • メス:ツンデレ、賢い、自立心がある、気分屋。
  • 選び方:ベタベタしたいならオス、距離感を愉しみたいならメス。

とはいえ、これらはあくまで「傾向」です。
ものすごくクールなオスもいれば、飼い主さんの後をずっとついて回る甘えん坊のメスもたくさんいます。

性別は一つの目安に過ぎません。
保護猫カフェや譲渡会などで実際に触れ合い、「目が合った瞬間にビビッときた!」「この子の雰囲気が好き」という直感を信じるのが、一番の正解かもしれません。
男の子でも女の子でも、我が家に迎えてしまえば「うちの子が世界一可愛い」になることは間違いありませんからね。