子猫のワクチンはいつから必要?接種時期・種類・注意点を徹底解説

子猫のワクチン 猫の健康とケア

子猫のワクチンはいつから必要?接種時期・種類・注意点を徹底解説

子猫のワクチン接種はなぜ必要?

子猫は生まれたばかりの時期、母猫から受け継いだ抗体(母性免疫)で病気から守られています。しかし、この抗体は生後6〜12週間ほどで減少し、免疫が十分ではない期間が発生します。この時期にウイルスや細菌に感染すると重症化するリスクが高くなるため、ワクチンによる予防が非常に重要です。

ワクチン接種は、感染症の発症を防ぐだけでなく、症状を軽くしたり、他の猫や人への感染リスクを減らす役割も果たします。子猫の健やかな成長には、適切なワクチンスケジュールの計画が不可欠です。

子猫に必要なワクチンの種類

子猫が受けるワクチンは大きく分けてコアワクチン非コアワクチンがあります。

1. コアワクチン

すべての猫に推奨される基本のワクチンです。

  • 猫汎白血球減少症(FPL):重篤な下痢や脱水症状を引き起こす感染症で、致死率が高いです。
  • 猫ウイルス性鼻気管炎(FHV-1):くしゃみや鼻水、発熱を伴う呼吸器感染症。
  • 猫カリシウイルス感染症(FCV):口内炎や肺炎の原因となる感染症で、ワクチンで重症化を防げます。

2. 非コアワクチン

生活環境やリスクに応じて接種を検討します。

  • 猫白血病ウイルス(FeLV)ワクチン:外に出る子猫や多頭飼育環境の猫に推奨。感染すると免疫力が低下します。
  • 猫免疫不全ウイルス(FIV)ワクチン:感染すると免疫が低下しますが、接種は必要なケースが限られます。

子猫のワクチンはいつから?

子猫のワクチンは、母性抗体が減少し始める生後6〜8週間頃から接種を開始するのが基本です。ただし、母猫から受け継ぐ抗体量や子猫の健康状態により、最適な開始時期は獣医師が判断します。

推奨スケジュール(一般例)

  1. 初回接種(生後6〜8週間):FPL・FHV-1・FCVなどのコアワクチンを1回目接種。
  2. 2回目接種(初回から3〜4週間後):免疫をしっかり定着させるためのブースター接種。
  3. 3回目接種(必要に応じて):獣医師が判断し、追加接種する場合があります。
  4. 以後は年1回または3年ごとに定期接種:ワクチンの種類やメーカーによって再接種間隔は異なります。

ワクチン接種時の注意点

  • 体調が良いときに接種:発熱や下痢、元気がない時は接種を避けましょう。
  • 接種後の観察:食欲や元気の有無、排泄状態に注意。軽い発熱や注射部位の腫れは通常1日程度で治まります。
  • 副反応のリスク:ごく稀にアレルギー反応が出る場合があります。呼吸困難や嘔吐が見られた場合はすぐに動物病院へ。
  • スケジュール管理:接種間隔を守ることが免疫定着には重要です。忘れずに記録しましょう。

子猫のワクチン費用

  • コアワクチン:1回あたり3,000〜6,000円
  • 非コアワクチン(FeLVなど):1回あたり4,000〜7,000円

初年度は複数回接種が必要なので、トータルで10,000〜20,000円程度を見込むと安心です。

まとめ

子猫のワクチン接種は、健康で長生きするための基本です。コアワクチンはすべての子猫に必須、非コアワクチンは生活環境に応じて検討しましょう。生後6〜8週間頃から接種を開始し、獣医師の指示に従ってスケジュール管理することが重要です。接種後は体調観察を欠かさず、副反応に注意してください。

信頼できる獣医師と相談しながら、子猫の健やかな成長をサポートしましょう。