【要注意】猫が食べると危険なものリスト25選!誤食から愛猫を守る知識
愛らしい猫との暮らしは、私たちに多くの癒しと喜びをもたらしてくれます。しかし、その小さな体は人間とは異なるデリケートな仕組みを持っており、人間にとっては無害なものが猫にとっては命の危険に繋がることも少なくありません。
このブログ記事では、猫が口にすると危険な食べ物や植物、その他の物質を25種類に厳選してご紹介します。日々の生活の中で起こりうる「もしも」の事態に備え、愛猫を誤食から守るための知識を深めましょう。この記事を読めば、愛猫の健康を守るための具体的なヒントが得られるはずです。
なぜ猫には危険な食べ物があるの?人間の食べ物との違い

「猫も人間と同じように食べられるんじゃないの?」そう思われる方もいるかもしれません。しかし、猫の体には人間にはない特徴がいくつかあります。
- 代謝機能の違い: 人間が分解できる成分でも、猫の肝臓や腎臓ではうまく処理できない場合があります。
- 特定の酵素の欠如: 人間が持つ特定の酵素を猫は持っていないため、一部の成分を解毒できません。
- 体の小ささ: 少量でも、体が小さい猫にとっては致死量になることがあります。
これらの理由から、人間の食べ物の中には猫にとって有害となるものが数多く存在するのです。日頃から「これは猫に与えても大丈夫かな?」と意識することが大切です。
【食品編】猫が食べると危険な身近な食べ物15選
まずは、私たちの食卓にもよく並ぶ身近な食品の中から、猫にとって特に危険なものを15種類ご紹介します。

2-1. 人間の食事にも頻出!特に注意すべき食品
以下の食品は、猫に与えてはいけません。ほんの少量でも危険な場合があります。
- 1. ネギ類(玉ねぎ、長ネギ、ニラ、ニンニクなど)アリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こします。生でも加熱しても危険で、少量でも中毒症状を起こすことがあります。
- 2. チョコレート、カカオ製品テオブロミンという成分が猫の神経系に影響を与え、中毒症状を引き起こします。興奮、嘔吐、下痢、不整脈、痙攣などが起こり、最悪の場合死に至ることもあります。
- 3. ブドウ、レーズン腎臓に障害を引き起こす可能性があります。原因物質は不明ですが、急性腎不全を起こす危険性があり、非常に危険です。
- 4. アルコール類猫の肝臓ではアルコールを分解できません。少量でも急性アルコール中毒となり、昏睡状態や死に至る可能性があります。
- 5. コーヒー、紅茶、エナジードリンクなどカフェインを含むものカフェインは中枢神経を刺激し、心臓に負担をかけます。興奮、不整脈、痙攣、呼吸困難などを引き起こします。
- 6. アボカドペルシンという成分が猫に毒性を示し、嘔吐、下痢、呼吸困難などを引き起こすことがあります。特に果実、葉、種子すべてに注意が必要です。
- 7. マカダミアナッツ原因物質は不明ですが、嘔吐、衰弱、振戦、発熱などを引き起こすことがあります。
2-2. 調理済み食品や加工品にも潜む危険
調理の過程で猫に有害な成分が使われていることもあります。
- 8. 鶏の骨、魚の骨、小さな骨喉や消化管に刺さったり、内臓を傷つけたりする危険があります。加熱すると硬くなり、さらに危険度が増します。
- 9. 生の魚介類(特にイカ、タコ、エビ、カニなど)チアミナーゼという酵素が含まれていることがあり、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。また、寄生虫のリスクもあります。
- 10. 生の豚肉、生の鶏肉サルモネラ菌や大腸菌O157などの細菌感染や、寄生虫感染のリスクがあります。加熱すれば安全ですが、生は避けましょう。
- 11. 卵の白身(生)アビジンという成分がビタミンH(ビオチン)の吸収を阻害し、皮膚炎や脱毛を引き起こすことがあります。加熱すれば問題ありません。
- 12. 牛乳(特に人間のもの)多くの猫は乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」を持っていないため、下痢や消化不良を起こすことがあります。猫用のミルクを選びましょう。
- 13. 塩分の多い食品(加工肉、スナック菓子など)過剰な塩分は腎臓に負担をかけ、高血圧や心臓病の原因となることがあります。
- 14. キノコ類毒性の有無が判断しにくく、人間にとっては無毒でも猫には有害なものがあります。嘔吐、下痢、肝臓障害などを引き起こす可能性があります。
- 15. 香辛料(唐辛子、マスタード、コショウなど)胃腸を刺激し、嘔吐や下痢の原因となります。
【植物編】猫にとって危険な植物5選
観葉植物や庭の植物の中にも、猫にとって有害なものが潜んでいます。猫は好奇心旺盛なので、口にしないよう注意が必要です。

- 16. ユリ科の植物(ユリ、チューリップ、ヒヤシンスなど)すべての部位に強い毒性があり、少量でも急性腎不全を引き起こします。非常に危険な植物です。
- 17. アサガオ種子に毒性があり、嘔吐、下痢、腹痛などを引き起こします。
- 18. ポトスシュウ酸カルシウムの結晶が含まれており、口内炎、唾液の分泌過多、嘔吐などを引き起こします。
- 19. スズラン全草に毒性があり、心臓に影響を与えます。嘔吐、下痢、不整脈、痙攣などを引き起こし、重篤な場合は死に至ります。
- 20. アロエ下剤成分が含まれており、嘔吐、下痢、血尿などを引き起こすことがあります。
【その他】誤食に注意すべき危険なもの5選
食べ物や植物以外にも、猫の生活環境には危険が潜んでいます。

- 21. 医薬品(人間用)人間の薬は猫には強すぎることが多く、中毒症状を引き起こします。特にアセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)は猫にとって非常に危険です。
- 22. 殺虫剤、殺鼠剤、除草剤強力な毒性があり、少量でも命に関わります。設置場所には細心の注意を払いましょう。
- 23. 不凍液(エチレングリコール)甘い味がするため、猫が舐めてしまうことがあります。しかし、腎臓に深刻なダメージを与え、急性腎不全を引き起こす非常に危険な物質です。
- 24. 洗剤、漂白剤口に入れると口内や食道、胃に化学的な炎症を起こします。皮膚に付着しても危険です。
- 25. ヒモ、糸、ゴム、電池など消化管に詰まったり、絡まったりして、閉塞や壊死を引き起こすことがあります。特に電池は化学物質が漏れ出し、組織を損傷する危険があります。
愛猫を誤食から守るための対策と万が一の対処法
これらの危険なものを猫から遠ざけることが、何よりも重要です。

5-1. 日常生活でできる誤食防止対策
- 食品は密閉容器に入れ、猫の手の届かない場所に保管する。特にキッチンや食卓には注意を払いましょう。
- 植物を置く場所を工夫する、または猫に安全な植物を選ぶ。猫が届かない高い場所や、猫が入れない部屋に置くのが理想です。
- ゴミ箱はフタ付きのものを使用し、しっかりと閉める。残飯や食べ物のカスが誤食の原因となることがあります。
- 医薬品や洗剤、化学物質などは鍵のかかる場所や引き出しに保管する。誤って舐めたり、遊んでしまったりしないように徹底しましょう。
- 食事中は猫を別の部屋に入れる、または目を離さない。食卓からの盗み食いを防ぎます。
- 床にヒモや小さなものを放置しない。猫は好奇心で口に入れてしまうことがあります。
5-2. 誤食してしまった場合の緊急対処法
万が一、愛猫が危険なものを口にしてしまった場合は、慌てずに以下の行動をとりましょう。
- 何を、いつ、どのくらいの量を食べたのかを確認する。パッケージや残量があれば、必ず持参しましょう。
- 自己判断で吐かせようとしない。かえって症状を悪化させる可能性があります。
- すぐに動物病院に連絡し、指示を仰ぐ。時間外であれば、緊急動物病院を探しましょう。
- 可能であれば、中毒物質のパッケージや植物の一部を持参して病院へ向かう。獣医が正確な診断と治療を行う上で非常に役立ちます。
まとめ:愛猫の命を守るために、常に意識を高く持ちましょう

この記事では、猫が食べると危険なものを25種類にわたってご紹介しました。これらの情報が、愛猫を危険から守るための一助となれば幸いです。
猫は私たちにとって大切な家族です。彼らの健康と安全を守るために、私たちは常に知識を更新し、環境を整備する意識を持つことが重要です。日頃から注意深く愛猫を見守り、危険なものから遠ざけることで、彼らとの幸せな共同生活を長く続けられるでしょう。
免責事項: この記事は一般的な情報提供を目的としており、獣医師の診断や治療に代わるものではありません。愛猫の健康に異常が見られる場合は、必ず速やかに獣医師にご相談ください。

