【必読】猫と引っ越しするときの注意点!ストレスを最小限にする完全ガイド
引っ越しは、私たち人間にとっても大きなイベントですが、猫にとっては想像以上のストレスになることがあります。慣れ親しんだ環境が急に変わり、見知らぬ場所へ連れて行かれることは、猫にとって大きな不安と恐怖を感じさせるものです。
しかし、ご安心ください! 事前の準備と引っ越し中の配慮、そして新居での落ち着いた対応を心がけることで、愛猫のストレスを最小限に抑え、スムーズに新しい生活をスタートさせることができます。この記事では、猫との引っ越しを成功させるための具体的な注意点と対策を、引っ越し前・当日・後に分けて詳しく解説していきます。愛猫が安心して新生活を送れるよう、一緒に準備を進めましょう。
引っ越し前日までの準備:猫のストレス軽減のためにできること

引っ越しは準備が9割。特に猫の場合は、早めの準備がストレス軽減に直結します。前日までにできることをリストアップして、計画的に進めましょう。
1. キャリーバッグに慣れさせる
引っ越し当日に初めてキャリーバッグに入れられると、猫は大きな恐怖を感じてしまいます。引っ越しの1ヶ月くらい前から、キャリーバッグをリビングなど猫が普段過ごす場所に置いて、いつでも出入りできるように慣らしておきましょう。お気に入りのおもちゃやおやつを入れて、中が安心できる場所だと認識させることが重要です。
- 常に開けた状態で置いておく
- 中に猫のお気に入りのおもちゃやブランケットを入れる
- キャリーバッグ内で食事やおやつを与える
- 短時間、中に猫を入れた状態でドアを閉めてみる(すぐに開ける)
2. 新居の情報を収集する
可能であれば、新居の情報を事前に確認しておきましょう。特に以下の点は重要です。
- 脱走防止対策: 窓や玄関の開閉に注意が必要か、網戸の状態はどうか。必要であれば対策グッズの購入を検討。
- 安全なスペースの確保: 猫が落ち着ける静かな部屋やスペースがあるか。
- 危険物の有無: 猫にとって危険な植物や、誤飲の可能性があるものが置かれていないか。
3. 引っ越し業者の選定と打ち合わせ
引っ越し業者を選ぶ際は、猫がいることを必ず伝えましょう。猫がいる家庭の引っ越しに慣れている業者であれば、配慮してもらえる可能性があります。また、当日猫をどうするか(別の部屋に隔離するか、輸送方法など)を事前に打ち合わせておくと安心です。
4. 猫の身元がわかる準備
万が一の脱走に備え、猫の首輪に連絡先をつけた迷子札を付けておく、マイクロチップの登録情報を最新のものにしておくなど、身元確認ができる準備をしておきましょう。写真も複数枚、準備しておくと良いでしょう。
5. 新居で使う猫用品の準備
引っ越し後すぐに使えるように、新居で使う猫用品を準備しておきましょう。特に以下のものは必須です。
- ごはん、水(普段食べているものと同じ銘柄)
- 食器
- トイレ、トイレ砂(普段使っているものと同じ銘柄)
- お気に入りのおもちゃ、毛布、タオルなど、匂いのついたもの
これらは、引っ越し荷物とは別に、すぐに取り出せるようにまとめておくと良いでしょう。
引っ越し当日:猫を安全に守るための行動

引っ越し当日は、荷物の搬出入で人の出入りが多く、猫にとって非常に危険でストレスフルな状況です。細心の注意を払って行動しましょう。
1. 猫を安全な場所に隔離する
引っ越し作業が始まる前に、猫を最も安全で静かな部屋(例えば寝室やバスルームなど、荷物が少ない場所)に隔離しましょう。部屋には、水、フード、トイレ、お気に入りのおもちゃや毛布を置いてあげてください。
- 「猫が入っています」などの張り紙をして、作業員が誤ってドアを開けないようにする
- ドアを施錠できる場合は施錠する
- 窓や換気口が完全に閉まっているか確認する
作業が終わるまで、決して部屋から出さないように徹底しましょう。
2. 猫の輸送方法
猫の輸送は、飼い主さん自身が行うのが最も安心です。自家用車で移動する場合は、キャリーバッグをしっかり固定し、揺れや音を最小限に抑えるように運転しましょう。公共交通機関を利用する場合は、事前に利用規約を確認し、必要な手続きを行いましょう。
長距離移動の場合は、休憩を挟んで水を与えるなど配慮が必要です。無理にキャリーバッグから出すことはせず、中の様子をこまめに確認してあげてください。
3. 旧居の最終確認
すべての荷物を搬出した後、旧居に猫が隠れていないか、最終確認を必ず行いましょう。物陰や家具の隙間、収納の中など、猫が隠れそうな場所は全てチェックしてください。
新居での生活:猫が安心して過ごせるように
新居に着いたら、すぐに猫を自由にさせるのではなく、段階的に新しい環境に慣らしていくことが大切です。焦らず、猫のペースに合わせてあげましょう。
1. まずは「安全な部屋」を用意する
新居に着いたら、まずは荷物が運び込まれていない、または荷物が片付いた安全で静かな一室を猫のために用意しましょう。そこに、先ほど準備しておいた水、フード、トイレ、お気に入りのおもちゃや毛布をセッティングします。そして、猫をキャリーバッグから出し、その部屋で落ち着かせましょう。
- 部屋のドアはしっかり閉める
- 猫が隠れられる場所(段ボール箱やキャットハウスなど)を用意する
- しばらくの間は、その部屋から出さない
2. 匂いの再確認
猫は縄張り意識が強く、匂いで安心感を得ます。新居に慣れてもらうため、飼い主さんの匂いのついたタオルや、旧居で使っていた猫のおもちゃなどを置いてあげましょう。また、猫の顔や体に優しくタオルをこすりつけ、そのタオルで新居の家具などに匂いを付ける「フェイシャルフェロモン」の応用も効果的です。
3. 探索は徐々に
安全な部屋で数時間~数日(猫の性格による)落ち着いたら、少しずつ他の部屋を探索させてあげましょう。まずは隣の部屋のドアを少し開けて様子を見たり、飼い主さんが一緒にいてあげるのが良いでしょう。一度にすべての部屋を解放するのではなく、少しずつテリトリーを広げていくイメージです。
4. 脱走防止対策の徹底
新居では、猫が環境に慣れるまでは特に脱走のリスクが高まります。窓や玄関の開閉には細心の注意を払い、網戸に隙間がないか、ベランダへの出入りは安全かなどを常に確認しましょう。必要に応じて、脱走防止用の柵やネットの設置も検討してください。
5. 日常のルーティンを取り戻す
引っ越し後も、できるだけ早くこれまでの日常のルーティン(食事の時間、遊びの時間など)を取り戻してあげましょう。規則正しい生活は、猫に安心感を与え、新しい環境への適応を助けます。
焦らず、ゆっくりと時間をかけて接してあげることが大切です。猫が安心しているサイン(リラックスして寝ている、ゴロゴロと喉を鳴らすなど)が見られたら、撫でたり遊んだりしてあげましょう。
まとめ:愛猫との新しい生活を最高のスタートに

猫との引っ越しは、飼い主さんにとって大変な労力と配慮が必要ですが、この記事でご紹介した注意点と対策を実践することで、愛猫のストレスを最小限に抑え、新しい環境での生活をスムーズにスタートさせることができます。
猫の性格は一匹一匹異なりますので、愛猫の様子をよく観察し、その子に合ったペースで慣らしていくことが最も重要です。事前の準備をしっかり行い、引っ越し当日、そして新居での生活を通して、愛猫との絆をさらに深めていきましょう。新しい家が、愛猫にとって最高の安住の地となることを願っています。

