【保存版】猫用おやつの選び方と与え方!愛猫が喜ぶおすすめおやつガイド
愛らしい猫との暮らしの中で、おやつタイムは特別な時間ですよね。「うちの子が喜ぶ顔が見たい!」「ご褒美をあげたい!」そんな気持ちから、ついつい美味しいおやつを与えたくなるものです。しかし、ただ闇雲におやつを与えるのは、愛猫の健康を損ねてしまう可能性も。
猫用おやつは、愛猫とのコミュニケーションを深めたり、しつけのご褒美として活用したり、あるいは栄養補助やデンタルケアといった特定の目的で与えることができます。ですが、その一方で「どんなおやつを選べばいいの?」「与えすぎは良くないって聞くけど、どのくらいがいいの?」「うちの子はいつからおやつをあげていいの?」といった疑問を抱えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、猫用おやつを安全に、そして効果的に与えるためのあらゆる情報を網羅しています。おやつを与える目的から、種類別の特徴、選び方のポイント、与える際の注意点、そしておすすめのおやつまで、愛猫と飼い主さんの双方にとって幸せなおやつタイムを実現するための完全ガイドです。この記事を読めば、あなたの愛猫にぴったりの、そして健康にも配慮したおやつ選びができるようになるでしょう。
猫におやつをあげる目的とメリット・デメリット
まずは、なぜ猫におやつをあげるのか、その目的を明確にすることから始めましょう。おやつはただの嗜好品ではなく、様々な活用方法があります。しかし、その裏にはデメリットも潜んでいます。

猫におやつをあげる主な目的
- コミュニケーションの促進: おやつをあげることで、飼い主と猫の絆が深まります。手から直接与えることで、信頼関係を築くことができます。
- しつけやトレーニングのご褒美: 良い行動をしたときのご褒美として与えることで、しつけの効果を高めることができます。「おすわり」や「お手」などの芸を教える際にも有効です。
- 投薬補助: 薬を嫌がる猫に、おやつに混ぜて与えることで、スムーズな投薬を助けることがあります。
- ストレス軽減: 爪切りやブラッシングなど、猫が苦手なケアの後にご褒美として与えることで、ストレスを和らげる効果が期待できます。
- 栄養補助・機能性サポート: ビタミンやミネラル、関節ケア成分などが配合されたおやつもあり、特定の栄養を補給したり、健康維持をサポートする目的で与えることもあります。
- デンタルケア: 噛むことで歯垢を除去する効果があるデンタルケア用のおやつもあります。
おやつを与えるメリット
- 愛猫の喜ぶ顔が見られる
- 飼い主とのコミュニケーションが増える
- しつけやトレーニングに役立つ
- 投薬やケアがスムーズになる
- 食欲がない時の栄養補給や嗜好性の向上
おやつを与えるデメリットと注意点
- 肥満の原因: 最も大きなデメリットです。おやつの与えすぎは、摂取カロリーオーバーとなり肥満に直結します。肥満は様々な病気のリスクを高めます。
- 主食を食べなくなる可能性: おやつばかりを欲しがり、本来必要な総合栄養食を食べなくなることがあります。栄養バランスが偏り、健康を損ねる原因になります。
- 偏食の原因: おやつの味を覚えてしまうと、市販のキャットフードを食べなくなることがあります。
- アレルギー反応: 特定の原材料に対するアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
- 誤嚥・窒息のリスク: おやつの形状や大きさによっては、丸呑みして喉に詰まらせる危険があります。
猫用おやつの種類と特徴
一口に「猫用おやつ」と言っても、その種類は非常に豊富です。それぞれの特徴を理解し、愛猫の好みや目的に合わせて選びましょう。

1. ドライフードタイプのおやつ(カリカリ系)
- 特徴: カリカリとした食感で、小粒のものが多く、手軽に与えられます。様々なフレーバーがあり、猫が食べやすいよう工夫されています。
- メリット:
- 持ち運びや保存がしやすい
- ご褒美として少量ずつ与えやすい
- デンタルケアを目的とした製品もある
- デメリット:
- 水分量が少ないため、水分補給にはならない
- 食べすぎると肥満に繋がりやすい
- おすすめの猫: 全ての年齢の猫。特にしつけのご褒美として頻繁に与えたい場合。
2. ウェットタイプのおやつ(ペースト・ゼリー・缶詰系)
- 特徴: 水分が多く、柔らかい食感で、猫の嗜好性が非常に高いのが特徴です。ちゅ〜るに代表されるスティック状のペーストタイプが特に人気です。
- メリット:
- 水分補給に役立つ
- 食欲がない猫でも食べやすい
- 薬を混ぜて与えやすい
- 高齢猫や歯が弱い猫にも与えやすい
- デメリット:
- 保存性が低い(開封後は早めに消費する必要がある)
- 与えすぎると主食を食べなくなる可能性が高い
- おすすめの猫: 飲水量が少ない猫、高齢猫、食欲不振の猫、投薬が必要な猫。
3. セミモイストタイプのおやつ(半生タイプ)
- 特徴: ドライフードとウェットフードの中間の水分量で、しっとりとした柔らかい食感が特徴です。ドライフードより嗜好性が高く、ウェットフードよりは保存性が良いです。
- メリット:
- 柔らかく食べやすい
- ドライフードが苦手な猫にも与えやすい
- デメリット:
- ドライフードよりは保存性が劣る
- 与えすぎに注意
- おすすめの猫: 歯が弱い猫、ドライフードをあまり食べない猫。
4. その他(ジャーキー・フリーズドライ・煮干しなど)
- ジャーキー: 肉や魚を乾燥させたもの。噛みごたえがあり、猫の狩猟本能を刺激します。
- フリーズドライ: 素材の栄養と風味をそのまま閉じ込めたもの。お湯で戻してウェットフードのように与えることもできます。
- 煮干し・かつおぶし: 猫が好む風味で、カルシウムなどの栄養補給にもなりますが、塩分量に注意が必要です。
- またたび・キャットニップ: 猫をリラックスさせたり、興奮させたりする効果があります。与えすぎは興奮状態を長引かせたり、体調を崩す可能性もあるため少量に留めましょう。
猫用おやつの選び方:愛猫のためにチェックすべきポイント
愛猫に与えるおやつを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。これらを意識することで、愛猫の健康を守りつつ、喜んでもらえるおやつを選ぶことができます。

1. 年齢と体質に合ったものを選ぶ
- 子猫: 消化器官が未発達なため、生後3ヶ月〜6ヶ月以降に少量から与え始めるのが一般的です。柔らかく消化しやすいウェットタイプや、子猫用の表記があるものを選びましょう。
- 成猫: 基本的にどんなタイプでも選べますが、肥満に注意し、カロリーや与えすぎに気をつけましょう。
- シニア猫: 歯が弱くなったり、消化機能が低下したりすることがあるため、柔らかいウェットタイプやセミモイストタイプがおすすめです。関節ケア成分などが配合された機能性おやつも良いでしょう。
- アレルギーがある猫: 特定の食材にアレルギーがある場合は、その食材が含まれていないものを選びましょう。原材料表示を必ず確認してください。
- 持病がある猫: 腎臓病など持病がある場合は、リンや塩分、タンパク質の制限があることがあります。必ず主治医に相談し、指示されたおやつを選びましょう。
2. 原材料をしっかり確認する
人間の食べ物と同じように、おやつも原材料の質が重要です。成分表示をしっかり確認しましょう。
- 動物性タンパク質が主原料か: 猫は肉食動物なので、肉や魚などの動物性タンパク質が主原料となっているものが理想的です。
- 添加物の有無: 人工着色料、人工香料、人工保存料などが含まれていないか確認しましょう。天然由来の保存料(ミックストコフェロールなど)を使用しているものがおすすめです。
- 塩分・糖分: 過剰な塩分や糖分は猫の健康を損ねる可能性があります。できるだけ控えめなものを選びましょう。人間用の味付けがされたおやつは絶対に与えないでください。
- 穀物の量: 猫は穀物の消化があまり得意ではありません。穀物が少ない、またはグレインフリー(穀物不使用)のおやつを選ぶと良いでしょう。
3. カロリーと栄養成分に注意する
おやつは、あくまで「ご褒美」であり、総合栄養食ではありません。与えすぎはカロリーオーバーに繋がります。
- 1日の総摂取カロリーの10%以内: おやつから摂取するカロリーは、1日の総摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。例えば、1日に200kcal必要な猫であれば、おやつは20kcalまで、といった具合です。
- 栄養成分表示の確認: パッケージに記載されているカロリーや、タンパク質、脂質などの成分表示を確認し、肥満の原因にならないよう調整しましょう。
4. 機能性で選ぶ(目的別)
- デンタルケア: 歯垢の付着を抑制したり、口臭を軽減したりする成分が配合されたもの。噛みごたえのあるタイプが多いです。
- 毛玉ケア: 食物繊維が豊富に配合され、毛玉の排出を助けるもの。
- 関節ケア: グルコサミンやコンドロイチンなどが配合され、関節の健康維持をサポートするもの。
- 泌尿器ケア: 特定のミネラルバランスで、尿路結石の形成を抑制するよう配慮されたもの。
猫用おやつの与え方:タイミングと頻度、量
おやつ選びと同様に、与え方も非常に重要です。正しい与え方を実践することで、愛猫の健康を守りながら、おやつタイムをより豊かなものにできます。

いつから与えるべき?
子猫におやつを与えるのは、生後3ヶ月〜6ヶ月以降、離乳が完了し、主食をしっかり食べられるようになってからが目安です。消化器官が完全に発達していない時期に与えると、消化不良を起こす可能性があります。最初はごく少量から始め、体調に変化がないか注意深く観察しましょう。
与える頻度と量
前述の通り、おやつから摂取するカロリーは1日の総摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。具体的な量については、製品パッケージに記載されている給与量を参考にしてください。しかし、これはあくまで目安であり、愛猫の体重、年齢、活動量によって調整が必要です。
- 頻度: 毎日与える場合は少量にし、2〜3日に一度など、頻度を調整するのも良いでしょう。
- 量: 小分けにして与える、または与えるおやつの日を決めるなど、工夫してコントロールしましょう。
与えるタイミング
- 食後: 食事の前に与えると、主食を食べなくなる原因になることがあります。食後に与えるのがおすすめです。
- ご褒美として: しつけや爪切り、ブラッシングなど、猫が頑張った後のご褒美として与えるのは効果的です。
- コミュニケーションの一環として: 遊んだ後や、撫でてあげた後など、愛猫とのスキンシップの時間に与えるのも良いでしょう。

与える際の注意点
- 人間の食べ物は与えない: 人間用の加工食品には、猫にとって有害な成分(塩分、糖分、香辛料、玉ねぎなど)が大量に含まれています。絶対に与えないでください。
- 常に新鮮な水を用意する: 特にドライタイプのおやつを与えた後は、猫が喉を渇かせることがあります。いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきましょう。
- 手から与える: コミュニケーションを深める意味でも、手から直接与えるのがおすすめです。
- 丸呑みに注意: 形状によっては丸呑みして喉に詰まらせる危険があります。特に大きなジャーキーなどは、目の届くところで与えるか、小さくちぎって与えましょう。
- 多頭飼いの場合: 猫同士が喧嘩にならないよう、平等に与えるか、それぞれの猫に個別で与える工夫が必要です。
- 体調の変化に注意: おやつを与え始めてから、下痢や嘔吐、皮膚の痒みなどの体調不良が見られた場合は、すぐに与えるのを中止し、必要であればかかりつけの獣医さんに相談しましょう。
おすすめの猫用おやつと手作りおやつレシピ
市販のおやつも良いですが、安心安全な手作りおやつも魅力的です。ここでは、人気のあるおやつと、簡単な手作りおやつレシピをご紹介します。
人気・定番の猫用おやつ
- ちゅ〜る(ペーストタイプ): 言わずと知れた猫のおやつ。嗜好性が非常に高く、薬を混ぜやすいのがメリット。
- モンプチ クリスピーキッス(ドライタイプ): 外はカリカリ、中はとろーりとした食感で、多くの猫に愛されています。フレーバーも豊富。
- またたびスプレー/粉末: ストレス解消や遊びの活性化に。おもちゃにかけたり、少量を直接与えたりします。
- フリーズドライササミ/マグロ: 素材そのままの風味と栄養が魅力。お湯で戻しても、そのまま与えてもOK。
- デンタルケアガム: 噛むことで歯垢除去効果が期待できるもの。種類も豊富です。
簡単手作り猫おやつレシピ
市販のおやつに飽きてしまったり、アレルギーが気になる猫のために、手作りおやつを試してみるのも良いでしょう。ここでは、シンプルなレシピを2つご紹介します。
1. 鶏むね肉のフリーズドライ風おやつ
材料: 鶏むね肉(皮なし)
作り方:
- 鶏むね肉を薄切りにして、猫が食べやすい大きさに細かくカットする。
- カットした鶏むね肉をオーブンシートを敷いた天板に重ならないように並べる。
- オーブンを低温(100〜120℃)に設定し、1〜2時間、または鶏肉が完全に乾燥してカリカリになるまで焼く。途中で裏返すと均一に乾燥しやすい。
- 完全に冷ましてから、密閉容器に入れて保存する。
※水分が残っているとカビの原因になるため、しっかりと乾燥させることが重要です。
2. ゆで卵の黄身ボール
材料: 卵の黄身(固ゆで)
作り方:
- 卵を固ゆでにし、黄身だけを取り出す。
- 黄身を指で潰し、少量の水(または鶏の茹で汁)を加えて、耳たぶくらいの硬さに練る。
- 小さな丸いボール状に成形する。
- そのまま与えるか、冷蔵庫で保存し、早めに使い切る。
※卵白はアレルギーの原因になる猫もいるため、黄身だけを使用するのがおすすめです。
まとめ:おやつで愛猫との絆を深めよう

猫用おやつは、愛猫の食生活を豊かにし、飼い主との絆を深めるための素晴らしいツールです。しかし、その与え方や選び方を間違えると、愛猫の健康を損ねてしまう可能性もあります。
この記事では、おやつを与える目的から、様々な種類のおやつ、選び方のポイント、与える際の注意点、そしておすすめのおやつと手作りレシピまで、猫用おやつに関するあらゆる情報を網羅しました。
これらの情報を参考に、あなたの愛猫の年齢や体質、好みに合ったおやつを選び、適切な量とタイミングで与えるようにしましょう。そして、おやつを通じて、愛猫とのコミュニケーションを深め、より幸せな毎日を過ごしてください。くれぐれも、主食である総合栄養食の妨げにならないよう、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。

